現代医学界では、心の悩みの根本原因を正確にはつかんでいません。
それなのにそれを薬で治そうとすること自体、病気をこじらせる元凶です。
薬は、原因がはっきりとわかっている場合の、あくまでも一時しのぎの特効薬であり、
根本治療を目指して常服するものではありません。
私は長年の経験の中で心の悩みの根本原因として思い当たる3つのことがあります。
- 外傷からくるもの
- 家庭環境に問題があったもの
- 体質的、気質的な問題
1. 外傷からくるもの
心の悩みを持つ人は、子供のころ、転んでおでこを打ったり、頭を強く打ったりした経験のある人が多い。
特に最近の子供は、転んだ時に手をつかないで、まともにおでこを強打することがあります。
前頭葉は精神のありどころであり、心の病の原因のひとつとして大いに考えられます。
2. 家庭環境に問題があったもの
家庭環境の悪い家庭で育った人には、やはり心の傷が残ります。
夫婦や、義理の親子関係の不和などに伴う子供の心への影響は大きいもの。
特に、親が本音を言わずに我慢ばかりしている場合も、その影響が子供に現れます。
子供は親のまねをして、感情を押さえたままの本音を言わない子供に育っていくからです。
3. 体質的、気質的な問題
五臓六腑の機能と精神面の症状とはお互いに密接な関係があります。
この関連を認めないから現代医学は心の病を根本解決できないでいるのです。
赤面症の人は心臓機能が低下しているし、ノイローゼや対人緊張・パニック障害
・不眠の人は肝臓の機能が低下しています。
また気の弱い人は肺の機能が低下しています。
これらを根本的に解決するには体質・気質を強化することしかありません。
これが“心の病は、内臓の強化なくして決して完治しない”という根本的な理由です。
